バンコク在住の日本人の人口は在留届提出者だけでも6万人を超え、まだ登録していない者も含めれば10万人を超えます。それだけ多くの日本人がバンコクに住んでいることから、健康診断を受ける際は日本語対応の病院に掛かる方が多いです。バンコクの経済水準から見れば日本人はみな富裕層という扱いになるのか、病院はちょっとしたホテルのロビーの風合いでアメニティも充実しており、看護婦さん・受付・お医者さんはそれぞれ日本語を話せるようになっています(全員流暢というわけではありませんが)。ワークパーミット取得という、バンコク国内で働く人用の健康診断コースが用意されていますが、このコースの受診はシンプルで、血液検査・脈拍・身長、体重、体温測定の後問診を受けて終了と、込み具合にもよりますが大抵30分で検診は終了してしまいます。
健康診断でお馴染みの人間ドッグもまたバンコクの日本語対応の病院で受けられます。血液検査は病院によっては区切られた区画で待機して採決を受けられたり、看護婦さんの腕が良ければほぼ無痛で済むなど、応対や技術は中東の富裕層の人たちが医療目的で進んで受診しにやってくるほど、医療レベルは高いです。日本人の人間ドッグは毎日10人前後検査されているようで、日本人の需要の高さがうかがえますが、検査が終わった後は同病院内で日本食を食べる事もできるため、日本の雰囲気・安心感に浸かったような気分で、病院らしさを感じない病院を満喫することができます。